大阪で「入菩薩行論」  ダライ・ラマ法王 大阪国際会議場  全4日間   簡単まとめ|忍者猫 ブログ

大阪で「入菩薩行論」  ダライ・ラマ法王 大阪国際会議場  全4日間   簡単まとめ

大阪で「入菩薩行論」  ダライ・ラマ法王 大阪国際会議場  全4日間   簡単まとめ



菩提心はかけがえのない尊いものなのである。



法王は、修行をする際は、自分にはできるという自信を持つことが必要だと強調され、
煩悩を鎮めるためには憶念(注意深さ)と正知(監視作用)
を結び合わせて実践するべきことを説明された。


ナーガールジュナは、熱望の菩提心生起(発願心)を次のように表現されている。

地などの四大や空のように、
つねに、無数なる有情のために、
さまざまな方法で
彼らの生存のもととなろう


また、このテキストには、女性に対する執着や性的欲望をなくすために
女性のからだがどれほど不浄なものであるかが説かれているが、

それは、元々このテキストが比丘たちを対象として説かれた教えであったからである。

そこで法王は、この教えを女性が読む時は、女性を男性に置き換えて、
男性に対する執着をなくすための対策として、
男性のからだは不浄なものであるということについて考えるべきことを説明された。



菩提心を育むための「自分と他者の立場を入れ替えて考える」という修行について、
このテキストにはシャーンティデーヴァ独自の解説がされており、
それは第90偈の平等心を育む教えから始まっている。


まず最初に、自分と他者は平等であると瞑想する努力をしなさい

〔他者も〕幸せ〔を求め、〕

苦しみ〔をなくしたいと願っていることは自分と〕同じなのだから

すべて〔の有情〕を自分と同じように守るべきである


さらに、第120偈では次のように説かれている。

自分と他者を
速やかに救いたいと望む者は
自分と他者〔の立場〕を入れ替え〔て考え〕る
秘密の教えを修行するべきである


法話会に参加した2,700名のうちの1,000人が台湾人で、その多くは女性であった。



法王は、①人を殺さない、②盗みをはたらかない、③邪淫をしない、
④ひどい嘘をつかない、⑤飲酒を慎む、


という在家信者が守るべき五つの戒律について説明された。


「飲酒を慎む」という戒について、法王は、
リン・リンポチェが在家信者戒を授与された時の話をされて、
ある年配の男性が、自分はお酒を断つことだけはどうしてもできないと思い、
「それだけはちょっとできません」と頭をかきながら申し上げた話をされた。


するとリン・リンポチェは大変やさしい方だったので、
お酒を完全に断つことができなければ、ほんの少しならかまわないでしょう、
とその男性に言われたそうである。


法王は、飲酒による過失は酔っ払って理性を失った時に犯してしまうものなので、
飲酒を完全に断つことができなくても、

せめて酔っ払わない程度にとどめることが大切である、と説明された。

また法王は、一日限りの戒もあるが、在家信者戒は一生涯のものである、と述べられた。



次の質問者が、仏教のさまざまな宗派の教えを同時に学ぶことは、かえって混乱を招くのではないでしょうか、とお尋ねすると、


法王は、「ナーランダー僧院の導師たちはさまざまな哲学学派の見解を学ばれましたが、
けっして混乱することはありませんでした。


自分が属する宗派の教えだけを学ぶのではなく、
他の宗派の教えも学ぶことができれば、より広い知識を得て、
互いのすぐれた点を知ることができます」と述べられ、

チベット仏教のすべての宗派がナーランダー僧院の伝統を共通の土台としている点を
指摘された。そして法王ご自身もまた、サキャ派の導師たちをはじめ、


ディンゴ・ケンツェ・リンポチェやトゥルシク・リンポチェなどニンマ派の導師たちから
教えを受けられるとともに、他の宗派の重要なテキストを読んでおられることに言及された。



法王は、シュクデンの信奉者たちが
「ゲルク派に属する者たちはニンマ派のテキストに触れてもならない」
という厳密な戒めを強いていることについて、


これは偏った宗派主義を意図的にかきたてようとする行為である、と述べられた。
そして、かつては法王ご自身もシュクデンの霊をなだめる修行をされたことがあったが、
ダライ・ラマ5世が書かれた文書を読まれ、様々な調査をされたことで
シュクデンが悪霊であることがわかってからはその修行を完全にやめた、と述べられた。


チベット仏教徒が肉を食することについての質問に、


法王は、「肉を食すことについては明確なガイドラインがあります。
しかし仏教僧には托鉢の伝統があり、施された物は何であっても受け入れなければなりません」
と述べられた。


さらに法王はご自身の話に移られ、完全なベジタリアンになることを試みた結果、
黄疸を発症した話をされた。


その治療の一環として医師から肉を食すよう勧められたことから、
法王は週に何度か肉を食されている。


しかしながら、法王はチベットにおられた頃から晩餐会で肉をふんだんに使うことを戒められ、
亡命後も僧院の厨房では肉料理をできるだけ控えることを奨励されてきた。


法王は、「他の人たちにはベジタリアンになることを勧めていますが、
私自身はベジタリアンになれませんでした」と言って笑われた。


http://dalailamajapanese.com/news/post/1333-



ニュース | 法王庁


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