体内のアルコールを1時間で最大70%分解する「二日酔い防止薬」|忍者猫 ブログ

体内のアルコールを1時間で最大70%分解する「二日酔い防止薬」

体内のアルコールを1時間で最大70%分解する「二日酔い防止薬」


この薬を使用するなら、そもそもお酒を飲む意味がないのではないか? 

スウェーデンの企業・De Faire Medicalは、この二日酔いを防止するための新たな錠剤
「Myrkl」を開発しました。

この錠剤は「飲酒前に飲んで効く錠剤(the pre-drinking pill that works)」
を売りにしており、飲酒後60分の血中アルコール濃度を
最大70%下げられるとのことです。

どんな仕組みで、アルコール濃度を下げているのでしょうか?


微生物の力でアルコールを水と二酸化炭素に分解!


二日酔いでせっかくの休日を台無しにした人は多いでしょう。
なぜ二日酔いは起きるのでしょうか?

お酒を飲んで体内に吸収されたアルコール
(エタノール)は、血中に取り込まれ体内を巡ります。
これが脳に入り込むと酔いが起こります。

そしてこの血中のアルコールを分解してくれるのが肝臓です。


肝臓はアルコールをアセトアルデヒドに分解し
さらにそれをアセテート(酢酸)に分解します。

アセテート(酢酸)まで分解されてしまえば
あとはこれが血流にのって全身を巡り

筋肉や脂肪組織で水と二酸化炭素に分解されて
呼吸や汗、尿として体外へ排出されます。


しかしこのプロセスで問題となるのが最初にアルコールを
分解して生成される物質アセトアルデヒドです。

これは人体にとっては有害な物質で、吐き気や動悸
頭痛などを引き起こします。

アルコールを接種しすぎると、肝臓のアセトアルデヒド
分解能力を超えてしまい、多量のアセトアルデヒドが
体内に残ったままの状態になってしまいます。

これがいわゆる二日酔いの状態です。

通常日本で市販されている、二日酔い予防薬は
肝臓の機能を高めることで二日酔いを軽減しようとしています。

しかし、今回話題となっている薬Myrklは
こうした通常の二日酔い予防薬とは原理が異なります。


Myrklは、プロバイオティクス・サプリメントの一種です。

プロバイオティクス(Probiotics)とは、人の体内にふつう
に存在する微生物と同じか、類似する微生物のことを指し
適正量を摂取すると、健康に有益な効果をもたらすことで知られます。

1989年に、イギリスの微生物学者によって定義され
アンチバイオティクス(抗生物質)に対する言葉として誕生しました。

プロバイオティクスは、すでに多くの健康食品に使用されており
ヨーグルトや飲み物、錠剤として市販されています。

Myrklに使用されているのは、発酵させた米ぬかから
生成された2種類の腸内細菌ー枯草菌(Bacillus subtilis)
とバチルス・コアグランス (Bacillus coagulans)ーです。





私たちがアルコール(エタノール)を摂取すると通常
20%が胃で、80%が腸で吸収されます。

Myrklはこの腸におけるアルコール吸収をブロックするのです。


Myrklを飲酒前に服用すると、そこに含まれる
2種の微生物が、体に吸収される前にアルコール
を小腸内で水と二酸化炭素にすばやく分解してくれるのです。



また、錠剤には耐酸性カプセルを使用しているため
胃の自然酸から微生物を保護し、腸まで生きたまま
彼らを到達させます。


飲酒後の60分間で、Myrklを服用した被験者の血中アルコール濃度は
プラシーボ錠剤に比べて、最大70%も低くなったことが判明したのです。

これは、50mlのスピリッツ(アルコール度数40%)を飲んだとしても
15mlのスピリッツを飲んだ場合と同じ程度しか血中にアルコールが入らない状態といえます。


つまり、Myrklはそもそも飲んだアルコールを体に吸収させないので
飲んでも酔うことがあまりできなくなります。


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