引きこもりは無差別殺人を起こす? 無差別殺人を起こすのは「若い男性」  人との つながりがなかった人たち|忍者猫 ブログ

引きこもりは無差別殺人を起こす? 無差別殺人を起こすのは「若い男性」  人との つながりがなかった人たち

引きこもりは無差別殺人を起こす? 無差別殺人を起こすのは「若い男性」  人との つながりがなかった人たち


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引きこもり.jpg


ホリ 

そもそも、今の義務教育の仕組みが
良くないんだよ。


だって、同じ年齢・同じ土地の
「同質性」が重んじられる
コミュニティに縛りつけて


実質逃げ場がない状態。


で、そこからドロップアウト
しようものなら、なんか

「人間として失格」みたいな
雰囲気が社会にはある。


ひろ

しかも、どんなコミュニティに
入っても、そのほとんどで
何かしらの仲間外れやイジメは
あるわけですしね。


ホリ 

そう。で、結果的に馴染めなくて
義務教育のレールから脱落した
気分になると、自己肯定ができずに
引きこもりになるってのもある。


だからこそ、まずは社会的に
「引きこもりでもいいんだ」

という雰囲気作りをしないといけないんだよ。


引きこもりで社会や仕事を回せるように
すれば良いんだよ。
在宅でできるような仕事もあると思うし。






・非常にデータ多いので疲れましたw

結局 独りでいることよりも

人との つながりがなかった
というのが事件を起こした原因かと

1番は友人
コミュニティーがあることが大事

海外ではよくも悪くも
キリスト教があるから
コミュニティーがあるけど
日本にないから

非常に孤独なんですよね

・国が取り組む深刻な
引きこもり問題ですが

自宅で仕事ができる環境を
作ったほうが良いと思う


他国と比べると圧倒的に
ITに弱い日本ですが

会社の会議でもZOOMが導入され
少しは変わるかなあ?


ホリエモン×ひろゆき、今、注目の「引きこもり」問題。 二人が考える対応策とは?





川崎市登戸で小学生をねらった
無差別殺人が起こり、犯人は
引きこもりと報道されました。


その直後、元農水次官が引きこもりの
息子を殺害し、その理由が

「川崎市のような事件を起こすのでは
と危惧したから」と証言しました。



これらの事件から、


「引きこもり」=「殺人予備軍」
と決めつけるような風潮が起こり
支援団体が差別を助長しないよう
声明を発表しています。


私としては


「うんうん、決めつけは良くないよね」
と思う一方で


「やっぱりこういう人が・・・」
という思いもあります。
私の中にも偏見があるのでしょうか。


そんなことを考えていると、法務省の
施設等機関である法務総合研究所が
無差別殺傷事犯について調べた
研究結果を見つけました。


過去のデータから、どんな人が
無差別殺人を起こしたのかが分かる資料です。


そこから、無差別的な殺人をする人たちの
特徴が読み取れます。


このページの全てのグラフとデータ表は
法務総合研究所が2013年に発表した


「無差別殺傷事犯に関する研究」を
参考にして作成しました。


役人も たまには良いデータ作るじゃない!!



研究部報告50. 無差別殺傷事犯に関する研究.


無差別殺人を起こすのは「若い男性」

犯人の8割は「無職」

「中卒」が63.5%、「大卒」が3.8%

嫁も、彼女も、友人もいない

引きこもりは無差別殺人を起こすのか

無差別殺人者は被害者を「選んでいる」

無差別殺人犯の特徴まとめ




無差別殺人を起こすのは「若い男性」

この法務省の調査は戦後の深刻な
無差別殺人を犯した52人を対象に
行われています。


自暴自棄的な無差別殺人を範囲と
したもので、恨みや介護疲れなどの
一般殺人とは別です。


計画的な連続殺人などとも異なります。




その調査によると、犯人の性別や
犯行時の年齢は以下のようになります。

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無差別殺人に走るのは男、しかも
20代から30代の若い男性です。

犯人はほぼ男といっていいでしょう。


秋葉原通り魔事件の犯人は当時25歳でした。
附属池田小事件の犯人は38歳だったと
記憶しています。



データにぴったり当てはまりますね。
今回の登戸の犯人は51歳でしたから
ややレアケースということでしょうか。

特徴的なのはその年齢層の低さ。
無差別ではないいわゆる一般的な
殺人では高齢者比率がすごい勢いで
増加しているのですが


無差別殺人では逆の形をしています。
10代も少なくない一方で、
5歳以上については発生していません。
これは注目すべき実態ですね。


おそらく体力、精神力がいるためかな?
海外でもテロとか老人は、あまり
ニュース見たことない



犯行時の就業状況についての調査です。

2無差別殺人.png




働いた経験はあるが長続きしない
犯行1年前は半数が無職


犯行時に仕事を持っていても
ほとんどが非正規


52人いてまともに働いていたのは
4人だけという結果です。

報道の時にむやみに「無職」
を強調するのはおかしいとの声
も多いですが

無差別殺人犯リアルに無職多い。



収入面も厳しく、犯行時のひと月の収入
はゼロが過半数で、あっても10万円以下
20万円を超えるものはごく少数しか
いなかったことが分かっています。


さぞかしお金に困っていただろうと
思いきや、意外なことに借金を
している人も少ないのです。


つまり、経済活動自体していない
状況だったのでしょう。



じゃあどうやって暮らすんだというと
親や親族からの扶養や援助を受けて
いたのが15人、次いで生活保護が9人
となっています。

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「中卒」が63.5%、「大卒」が3.8%


教育課程別に調べた結果はこちらです。
犯行時の最終学歴がいずれに該当するかを示しています。


中学校卒業 38.5%
高校中退 25.0%
高校卒業 19.2%
大学中退 9.6%
大学卒業 3.8%
その他 3.8%


※義務教育未修了及び高等学校在学


なんと、高校中退を含めた中卒者が6割
を超えるという衝撃的な結果です。

これは勉強ができない低学歴が事件を起こす
ということではありません。


問題は、学校という半強制的に
社会活動をおこなわなければ
ならない集団にすら属していなかった
という点です。




社会的集団になじめなかったことを
裏付けるデータとして、無差別殺人犯
には不良集団や暴走族、ハングレ
暴力団といったグループにも
属していた経験が非常に少ない

といったものがあります。

社会的だろうが反社会的だろうが
社会的集団に属せないタイプで
あることが浮かび上がります。



どこかに属しているってことが大事なのか。



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嫁も、彼女も、友人もいない

ここまで来ると想像できると思いますが
彼らには一緒にいて充足感を
得られるような異性や友人も
ほとんどいなかったようです。


犯行時において、同居する配偶者が
いた者はゼロ、交際相手がいた者は1人
親密な友人がいた者は3人しかいません。


ここで分かることは、リア充は
無差別殺人をしないということ。


一般殺人では


「え、あんな立派な人が?」

「え、あんなに幸せそうな人が?」


という犯人が出てきますが
無差別殺人に限ると

そのような属性の人は見当たりません。


引きこもりは無差別殺人を起こすのか


圧倒的な孤独と不安定な境遇が
彼らを取り巻いているのが分かります。


引きこもりも、共通するものがあります。

引きこもりによる事件が相次いだ
ことから


引きこもり=犯罪予備軍といった
イメージが先行しましたが
これは偏見なのでしょうか
それとも事実なのでしょうか。




実は、無差別殺人犯のうち、犯行前に
引きこもりの問題行動が見られた者
は23%ほどしかいません。


無関係とはいえないものの
引きこもれば殺人を犯すと
断定するには無理があります。



誰か1人でも支えになる人がいれば
と考えてしまいますが、それを
遠ざけたのは本人なのかも
しれないので、何ともいえません。





問題行動 該当者数 全体に占める比率

自殺企図(犯行前) 23 44.2%

引きこもり 12 23.1%


それよりも気になるのが
「自殺企図(きと)」です。


半数近くが犯行前に何らかの自殺
を試みています。


無差別殺人者は犯行の後に
逃げることを考えていません。


あえて捕まる、その場で自殺する
といったケースが多くなっています。


証言で「死刑になりたかった」
という者もいますね。


要するに、無差別殺人も
自殺の一種だったのでしょう。




社会的不適応で、何もかもイヤになった
死にたいと考えている人に
社会の方から「勝手に死ねよ」
というメッセージを発してしまうと

「巻き添えにしてやる」
という気持ちにもなるでしょう。


もちろん、巻き添えにされた方
はたまったものではありませんが。



5無差別殺人.png


無差別殺人者は被害者を「選んでいる」


もうひとつ気になったのが、
どんな人が被害者になっているかです。


無差別殺人という名称から
犯人は手当たり次第に
人を殺しているようなイメージが
ありますが


実際にはちゃんと「選別」
しています。


無差別ではありません。


犯人は自分より弱者、特に子供を
ねらう傾向があります。


登戸の事件では、スクールバスを
待っている小学生が狙われました。


附属池田小事件で8人の児童を
刺した犯人も、エリートの子供を
狙ったと証言していますから


子供が被害者になるニュースが
多いのは偶然ではありません。




また、幸福そうに見える者も
選ばれやすいです。


恨みのある相手と共通点のある人を
代わりに選んだという動機も見られます。


選定理由なしも相当数ありますが
本当の意味で被害者を選んでいない
事件では、被害者数が多くなる
傾向があります



無差別殺人犯の特徴まとめ


ここまでの分析をまとめると
無差別殺人に走る人には以下のような
特徴が見えてきます。


20~40代男性

無職または低収入

低学歴

配偶者や交際相手がいない

親しい友人がいない

社会的活動が著しく少ない

自殺願望がある


これに当てはまる人すべてが無差別殺人
を起こすわけではありません。


実際に行動に移すには強い動機が必要です。


無差別殺人は、社会や特定の人物への
強い不満がある人物が起こします。






犯人の動機を見てみましょう。

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「どうして自分がこんな目に合わなければならないのか」


「それはきっと社会が悪い、アイツが悪いに違いない」


「社会を構成する誰か、もしくはアイツに似た誰かを殺して気を晴らそう」


「どうせつまらん人生だ、やることやったら死のう」


もともと一人が好きで引きこもってるとか
ちゃんとしなきゃと思ってるけど
自信がなくて困ってるとか


そもそも死にたいなんて思っていない人
なら、それは生きづらさを抱えている
人達なのできちんとしたサポートが必要です。


いきなり無差別殺人の心配をするのは乱暴です。




引きこもりは、無差別殺人犯を生む
一部の要素を満たしているにすぎません。


したがって、彼らを犯罪予備軍のような
目でみるのは大きな間違いです。


それよりも、どうしたらこのような
悲劇がおこらずに済むのか考えたいところです。



でもどうやって?


20~40代の非リア男性を見張れば
いいのでしょうか。


それってヒドイ。本当に悩ましい問題です。




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