日本に犬を食べる文化があった|忍者猫 ブログ

日本に犬を食べる文化があった

日本に犬を食べる文化があった

かつては縄文時代には犬は猟犬として飼育され
死んだ後は丁重に埋葬されたと考えられていましたが


最近の研究では縄文・弥生時代から犬食(けんしょく)
文化があったと考えられています。

その後も犬食文化は続き、戦国時代に
来日した宣教師のルイス・フロイスは


「日欧文化比較」において
「われわれは犬は食べないで、牛を食べる。
彼らは牛を食べず、家庭薬として見事に犬を食べる」
と書いています。


江戸時代も犬食は続いており、武家は犬食が禁止
されていましたが、武家の奉公人や町人は好んで
食べていたそうです。


江戸では犬を見つけると捕まえて食べてしまったので
ほとんど犬は見られなかったようです。




いわゆる歌舞伎者という、今で言えば半グレのような
連中が犬を好んで食べたので、生類憐れみの令が
出されたことで犬食(および他の獣食)
はしばらく息を潜めますが、後に復活し

昭和の時代でもありました。


忠犬ハチ公の子孫の犬が盗まれて鍋にされた
という事件が報道されたこともありました。


牛や豚と比べて美味しくない(というイメージがある)
のと、犬肉が手に入らないのと、ペットとしての
地位が確立されたという諸々の理由で


メジャーではなくなったというだけの話だと思います。

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