自由意志は無い  ダンゴムシ 虫は本能で動いてるって話を科学的に証明|忍者猫 ブログ

自由意志は無い  ダンゴムシ 虫は本能で動いてるって話を科学的に証明

自由意志は無い  ダンゴムシ 虫は本能で動いてるって話を科学的に証明

交替性転向反応.jpg


蜂とか蟻とかの、人間の数千分の1のニューロンしかなくても
あれだけの高度な組織化できる生き物見てると

遺伝子ってほんと高度ないたずらでできてるなあ

虫は本能で動いてるって話を科学的に証明



youtubeで見れるけど慶応大学の受動意識仮説の講義面白い


ダンゴムシやワラジムシには交替性転向反応
という習性が見られます。

また、この交替性転向反応の確認実験として
よく迷路をやらされているようですが
実はダンゴムシは人間のように迷路を
解くことができるというわけではありません。


交替性転向反応とは

交替性転向反応とは、動物に見られる行動に
関する習性のひとつで

右に曲がった後には左
左に曲がった後ならば右に曲がるというように


曲がる向き(転向)を入れ替えて(交替)
進む習性のことです。


簡単にいうとジグザグに進むということです。



なぜ交替性転向反応は起こるのか

ダンゴムシなどが交替性転向反応を見せる理由はなにか。
その発生メカニズムは現在ではBALM(バーム)仮説
によって説明されています。


BALM仮説とは

BALM仮説とは、交替性転向反応は左右の脚の負荷を
同じにしようとして起こるという説です。


簡単にいうと「右脚使いすぎたから左脚使おう!」ということです。


また、BALMによって進行方向および触角の
接触反応に傾きが生じる結果、交替性転向反応
が起こるという説もあるそうです。



進化的理由

では、交替性転向反応のような習性を持った個体が
結果的に増えた理由はなんでしょうか。


進化的な面においては、交替性転向反応は
具体的にはどのような効果があったのでしょう。


えさと交尾

生き物が増えるために重要なのは、食べることと
交尾することですが、交替性転向反応は
この2つにも影響すると考えることができます。


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