江戸時代の砂糖は安かった  一文=20円前後の駄菓子 があった|忍者猫 ブログ

江戸時代の砂糖は安かった  一文=20円前後の駄菓子 があった

江戸時代の砂糖は安かった  一文=20円前後の駄菓子 があった


江戸時代は砂糖が高価で、庶民は甘いものに飢えていた?
のではないかというイメージがありますよね。


ところが、北斎の本(電子書籍など)をいろいろ調べると、
そうでもないということがわかってきました。


北斎は酒も煙草もやらず、甘いものには目がありませんでした。


墨田区向島にある長命寺名物の桜餅(現在も販売)をはじめ
根岸の羽二重団子(芋坂団子)


さらに大福、饅頭、きんつば、ようかん、最中などはもちろん
さらに一文駄菓子までがすでに販売され
北斎の好物だったのです


(※一文=20円前後)。


当然ながら、すべてあんこを使った甘味ですね。


夏ともなると、天秤棒をかついだ向こうハチマキのお兄さんが

「寒ざらし白玉ァ、ええ~、冷やっこい、冷やっこい」

などといった売り声を上げながら、桶盥(おけたらい)
に入れた白玉水を売り歩きました。


これは冷たい砂糖水に白玉を浮かべたもので
北斎がいた幕末には一杯4文で売られていました。


お姐さんが「お砂糖マシでね」と注文すると8文
「マシマシでね」と言うと12文となります。


一番高かったのが、オランダ渡来・長崎経由で普及したカステラ。


これは一斤銀4匁前後で売られ、現代の貨幣価値に換算して
およそですが8千円前後。


無論、庶民の口に入ることはほとんどなく
主に贈答用として扱われていたようです。



ちなみに、饅頭の値段は1個2文から5文まで
店や品質によってかなりの幅がありました。

その他の甘味も同様です。


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